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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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被災の山本団地で暗きょ工事進む

 中越沖地震で現在も24世帯・58人に避難勧告が出ている市内山本団地で、「大規模盛土造成地滑動崩落防止事業」により、地下水位を下げるための暗きょ排水工事が進められている。

 山本団地は1971年に造成された住宅団地。北西側に約70メートルの小高い砂丘があり、ここから階段状に住宅が並んでいる。砂地盤で地下水位が高く、中越沖地震では液状化現象が起こり、地盤が地滑り・移動。宅地や建物、道路などに大きな被害が発生した。市が地震直後に調査した地下水位は団地の東側で地表から44センチとかなり高い位置にあった。

 市では滑動防止に地下水位を下げる必要があるとして、国の大規模盛土造成地滑動崩落防止事業を導入。この事業は、阪神大震災を契機に、大規模な谷埋め盛土造成地などで被害発生前に滑動崩落防止対策工事を実施する市町村や組合に対して、工事費用の一部を支援するもので、特例として被災後に認められた。

(2008/ 8/13)

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