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綾子舞現地公開を14日に

 市内鵜川地区で伝承500年の歴史を今に伝える国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」の現地公開(市綾子舞保存振興会、市主催)が14日、同地区女谷の綾子舞会館前広場で行われる。後援は地域伝統芸能活用センター。中越沖地震で昨年は中止になり、現地公開は2年ぶり。震災からの復興を祈念するのにふさわしい演目を予定し、演者、囃子(はやし)方が心を1つにした舞台を繰り広げる。

 綾子舞は、出雲の阿国(おくに)の初期歌舞伎の面影を色濃く残す古雅な芸能。女性が踊る小歌踊と男性による囃子舞、狂言の3種類を総称する。鵜川地区で保存・伝承され、1976年には国の文化財指定を受けた。これを機に、伝承の危機に歯止めをかけるため、活動が開始され、現在は一般を対象にした伝承者養成講座、小・中学生による伝承学習が進められる。

 14日は午後零時55分から舞台清めの「祓(はら)い舞」で幕を開け、続いて「常陸踊」「小原木踊」「肴(さかな)さし舞」「三条の小鍛冶(かじ)」など12番を繰り広げる。出演は、小学6年生から80代まで総勢約40人。上演に先立ち午後零時40分から来賓のあいさつ、一昨年の第2回フォトコンテスト表彰式もある。終演は3時半。

 会場では弁当、飲み物、地域の物産のほか、綾子舞関連グッズを取り扱う。雨天の場合は旧鵜川小体育館。

(2008/ 9/ 8)

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