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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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柏崎原発の基準地震動引き上げ

 東京電力は22日、柏崎刈羽原発の耐震設計用の想定地震動(基準地震動)を、中越沖地震被災後に設定した最大2280ガルから2300ガルに引き上げたと発表した。同地震の震源断層と見られる原発沖「F―B断層」の長さの評価が2キロ延びたことに伴う見直しだ。すでに着手した耐震補強工事に影響はないとしている。報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院では、審議会の意見を聴きながら見直しの妥当性を確認する。

 柏崎刈羽原発の基準地震動は、F―B断層と長岡平野西縁断層帯を地震断層とし、中越沖地震後の地質調査などから、いずれもF―B断層の地震動を最大値に1―4号機の地下基盤表面で従来の約5倍の2280ガル、5―7号機で1156ガルとしていた。しかし、東電が約34キロと評価したF―B断層の長さを保安院が約36キロとする見解をまとめたことを受けて再計算し、1―4号機で2300ガル、5―7号機で1209ガルに引き上げた。これにより原子炉建屋基礎部分の揺れの想定は大きくなり、最も大きい1号機で845ガル、最小の5号機で606ガルとなった。

(2008/ 9/24)

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