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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


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高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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「柏崎第九演奏会」に向け実行委

 震災復興祈念「柏崎第九演奏会」を来秋、市総合体育館で開催することになり、市内各方面からなる実行委員会の第1回会合が26日、産文会館で開かれた。中越沖地震で旧市民会館が被災した中で、音楽文化の灯をともし続け、新市民会館の完成までにつなげたいとの思いを込める。席上、実行委員長に西川勉さん(前県議)を選出した。

 「第九」は、「歓喜の歌」として知られるベートーベン作曲の「交響曲第九番」でクラシック音楽の象徴的な存在。市内では1998年、柏崎フィルハーモニー管弦楽団の10周年記念で第九演奏会を行い、20周年の今年再演が計画されたが、旧市民会館が震災で使用不能となったため中止せざるを得なかった。

 今回の企画は、かしわざき市民コンサート主催団体の柏崎音楽協会、柏崎フィル、産文会館が提案した。26日の会合では、提案者側がこれまでの経緯を説明し、「新市民会館竣(しゅん)工の際のこけら落としに市民手作りの『第九』を演奏したい。完成を待ち焦がれる気持ちを表そうと来秋の演奏会を計画した」と協力を求めた。

 計画では、柏崎第九演奏会は2009年10月17日午後6時45分から。演奏は柏崎フィルと県内オーケストラを迎える。一方、合唱は市民公募の合唱団を編成するほか、県内の第九合唱団、第九経験者の参加を予定し、総勢約250人規模を見込む。演奏を通し、震災復興、感謝と感動の気持ちの共有を目指す。

(2008/ 9/27)

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