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内郷小児童が後谷ダムで植物観察

 市内西山町地内で試験湛(たん)水が進められている後谷ダムで7日、内郷小(牧定紀校長)の4年生16人による移植植物の観察会・モニタリング調査が行われ、ダム周辺の自然に理解を深めた。

 ダム建設を進めてきた北陸農政局柏崎周辺農業水利事業所(河津宏志所長)は2003年から、西山町内の小学校と協力し、ダム湖水没予定地にあるノハナショウブ、ヒツジグサなどの大切な植物やマツカサガイ、メダカなどの動物を周辺に移す作業を実施。観察会なども開いている。

 内郷小の4年生は今年、総合的な学習で「地域の自然を知り、守っていく心、自然や命を大切にする心」をテーマにし、7月には同事業所による「人と水のかかわり」と題した講座も開催された。

 モニタリング調査は、ダム周辺の植物観察、移植した植物の様子を調べ、人と自然の関係、地域資源について考えるのが目的。ダム右岸側道路から湖畔まで約300メートルある遊歩道で児童たちは、ススキやキンエノコロ、ノブドウなど約20種類の秋の花や実のなる植物を探しながら観察。大きなカマキリも見つけ、歓声を上げた。

 また、湖畔に近い移植地ではヒツジグサやヒシを観察し、ヨシタイプなど水生植物の生育の形を学習した。

(2008/10/ 7)

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