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大泉寺の「阿形像」念願の修復へ

 市内大清水の大泉寺(小林清禧住職)は近く、中越沖地震で大きな被害を受けた、「稲刈り仁王」の伝説で知られる金剛力士立像(仁王像)のうち、特に被害が大きい阿形(あぎょう)像の修復を行う。地震以来寄せられた多くの協力のもとで念願の修復に踏み切るもので、14日午前9時半から法要後、山を下りる。

 金剛力士立像は同寺仁王門に設置された一対の阿形像と吽形(うんぎょう)像で、「おしみずのおんにょさん」として親しまれる。困った人を助けるという伝説でも知られ、日本海太鼓の秋の部にも登場する。

 いずれも頭体の主要部分を1本の木から彫り出す「一木造り」の技法が用いられ、高さ約2.8メートル。16世紀前後に造られたといわれる。阿形像は地震により足首付近で折れ、はりに頭が引っ掛かって転倒を免れた。現在はしんばり棒で支えられ、痛ましい状態だ。

 こうした事態に、地元町内会、市内の有志らが修復の募金運動を立ち上げた。市内外から750人以上の協力があり、目標額580万円の8割近くが集まった。阿形像はこれまで数回の修理が重ねられたといわれ、今回は足ホゾ、足首など根本的な修復を進める。後世の修理時に彩色された像表面を除去し、造像当初によみがえらせる文化的な修復も行う。

 小林住職は「多くの協力で修復にこぎつけた。今後は対の吽形像の修復も」と話す。修復は2年間の予定で、仏像文化財修復工房(田上町)で。

(2008/11/10)

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