PHOTOニュース

創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

>>過去記事一覧
書道家・今井暁歩さんが16日から本格個展

 市内穂波町の書道家・今井暁歩(貴志男)さん(55)が初の本格的な個展(同実行委員会主催)を16日から、ソフィアセンターで開く。漢字、かななど書道全部門の創作を一堂に展示して、独自の作風で楽しませる。

 今井さんは高校の芸術授業で書道を選択し、当時講師の故山岸暁翠さんの教えを受けた。卒業後も山岸さんに20年にわたって漢字を教わる一方で、独学で篆(てん)刻を学んだ。1985年に県展で初入選して以来、市展入賞など数々の賞を重ねてきた。

 今春には、漢字作品が東京国立新美術館で開かれたエイズチャリティー美術展ベストアーティスト賞に、秋には篆刻で県芸展入選を果たした。

 16日からの個展は、2007年春、脱サラをして青春時代からの夢だった書家の第1歩を踏み出した今井さんにとって、これまで1年半の創作活動の発表の場となる。出品は漢字、かな、調和体、篆刻、刻字など書道全部門の52点。独自の視点で学び、幅広い表現を目指してきたもので、中には中越沖地震からの復興を願う「起」(縦146センチ、横224センチ)の大作もある。

 開催を前に、今井さんは「来場者から最後まで飽きずに見ていただくために、できるだけ幅広く、型にはまらない作品を展示したいという思いと、書家として第2の人生を歩んでいくため、この機会に一通りの技法を身につけたいとの考えから全部門に挑戦した」と話す。会期は23日までで、時間は午前9時半から午後6時半(20・23日は午後5時)まで。21日は休館。入場無料。

(2008/12/12)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。