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文化財防火デーで査察
26日は文化財防火デー。市内でも市消防本部などが、北条の県指定文化財・石井(いわい)神社などで防災指導や消火訓練を行った。
防火デーは1949年1月26日、奈良の法隆寺金堂壁画が焼損したことから、貴重な文化財を火災や震災などの災害から守るために設けられた。今年で55回目。これまでにも全国的に防火と文化財愛護思想の高揚を図ってきた。
石井神社は、旧称八幡宮で、1729年以降石井八幡宮となる。847(承和14)年、相模国高座郡寒川神社から分祀され、社殿は1046(永承元)年に再建。その後も何回か社殿の修理が加えられ、現在は天井、柱に室町時代の様式を伝える。集落の“鎮守さま”として、十五夜祭りなどで親しまれる。
査察には、文化財担当の市文化振興課も同行。消防本部職員の指導で、五十嵐寛作宮司(87)が簡易消火器を使って、実際に消火訓練を行った。また、神社内・外の点検も実施し、五十嵐宮司は「これからも火災がないように十分注意し、貴重な遺産を守っていきたい」と話した。
(2009/ 1/26)
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