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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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県原発技術委の論点で県民説明会

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の安全性をめぐる県民説明会が5日夜、柏崎商工会議所で開かれた。7号機の運転再開を東電が地元に申し入れたことを受け、県が「県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の小委員会での論点を伝えるため県内3会場で計画。前日の新潟市に続いての開催となった。約120人が参加し、設備点検や活断層評価について質疑・意見を述べた。

 7号機は、経済産業省原子力安全・保安院と原子力安全委員会が起動に安全上の問題なしと判断。しかし、技術委の2つの小委員会では議論が継続している。説明会には「設備、耐震」小委の岡崎正和・委員長代理(長岡技科大教授)、「地震、地質・地盤」小委の立石雅昭・同(新潟大教授)と大川剛史・県原子力安全広報監が出席。原発沖「F―B断層」北方部の活断層の有無、建屋の傾斜が異なる原因、設備の微少なひずみの有無など9項目の論点を説明した。

 参加者からは「再循環ポンプ設備の点検・評価が不十分」「活断層が存在する可能性があるというなら、それを証明すべき」などの声が上がった。小委でいろいろな意見が出ているとの説明に対し「出ているだけで終わるのか。今後どうするのか」と技術委の在り方をただす意見もあった。

(2009/ 3/ 6)

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