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市民説明会で保安院が評価に理解求める

 東京電力柏崎刈羽原発の安全性について、市と経済産業省原子力安全・保安院による市民説明会が7日から始まり、前半2日間は田尻コミュニティセンターなど4会場あわせて約170人が参加した。質疑では海底活断層や設備点検の問題が取り上げられたほか、1号機で起きた火災に対し不安の声も上がった。

 説明会は、7号機の運転再開への事前了解が地元に求められている中で、起動を容認した国の判断を市民に伝え、理解を深めてもらうことが目的。加藤重治・保安院審議官らが「地震を受けた7号機の建屋・設備の健全性、新しい基準地震動に対する安全性に問題はない」という確認結果を説明した。

 各会場とも、原発沖「F―B断層」北方の活断層の有無など4点を市が改めてただした。また、参加者からは「北方に断層があれば基準地震動が大きくなり、強度に余裕がない設備が壊れる」「目視と解析だけでは設備点検は不十分」などの質疑が出た。保安院は「地下構造などから北方に断層は想定できない。断層を指摘している専門家の主張も検討して結論を出した」と答えたのをはじめ、評価の妥当性に理解を求めた。

(2009/ 3/ 9)

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