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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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柏崎農協が来年、田中に農産物直売所

 柏崎農協(今井長司・経営管理委員会会長)が来年初夏の開設を目指している新規農産物直売所の概要が決まり、野菜生産農家への説明会、農産物加工教室なども始まるなど、具体的な準備に入っている。名称は公募で決めたいという。

 柏崎地域の農家は戦後、稲作中心が続き、近年は施設園芸に取り組む農家も見られるが、全体としては農家自家用の「少量多品目」。一部が個人や生産組織などで運営する直売所に並べられたり、市内のスーパーや小売店、首都圏で販売されている。このところ、米価の下落、肥料の高騰により米だけでは行き詰まりを感じる農家が増え、さらに地元産の安全・安心な食品への関心が高まる中、生産者、消費者から通年営業が可能な農産物直売所の開設を望む声が高まっていた。

 新直売所は地域の農産物・農産加工品を地域で消費していく「地産地消」の拠点施設として位置づける。農協が通年・常設で運営する初の本格直売施設でもあり、食農教育、農産加工・商品開発、イベント開催、異業種連携、農業の魅力発信などにも取り組む。

 農協ではこのほど、市内田中地内、中央柏崎基幹支店に隣接した工場跡地と建物2棟を購入。このうち、1棟(2階建て、延べ約1200平方メートル)を全面改装し、1階は約246平方メートルの農産物直売所を中心に、柏崎産ブランド米を販売する精米コーナー、肥料などの資材販売スペースを設置。パン工房、軽食コーナーも設ける。

(2009/ 9/17)

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