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高柳で休耕地開墾してソバ畑に

 市内高柳町の標高の高い開墾地で、ソバの白い花が次々と咲き始めている。町内の有志が「蕎麦(そば)の里構想」を掲げて3年目。常設店舗の設置も夢に描く。

 高柳地区、中でも標高の高い石黒地区では昔から家々でソバを育て、正月にはソバ粉8割、小麦粉2割で他にはつなぎを使わない「二八そば」を打ち、地鶏のだし汁で食べる習慣があり、戦後も地区文化祭などの催しでソバが振る舞われてきた。しかし、過疎・高齢化の中で途絶えつつあった。

 そんな懐かしい味を守りたいと、2年前、石黒地区の有志が地元の休耕地を開墾してソバの栽培を開始。また、町内の中堅が「結(ゆい)の百姓(ひゃくしょう)グループ」(米山秀基代表)をつくり、多くの人から高柳のソバを味わってもらうイベントを実施してきた。

 今年はソバの生産を担当する高柳蕎麦生産組合(代表同・6人)を別組織で立ち上げた。8月初旬から下旬にかけて、石黒地内の複数の開墾地や新たに門出、漆島など、合わせて5ヘクタールにソバの種をまいた。

(2009/ 9/28)

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