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保安院説明会で燃料漏えいなど質疑

 中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発の調査・検討状況について、経済産業省原子力安全・保安院が21日夜、住民説明会を産文会館で開いた。起動試験が終わった6号機が主なテーマだったが、参加者からは、調整運転中に燃料から放射性物質漏えいが起きた7号機の問題を中心に質疑があった。

 柏崎・刈羽で保安院単独の住民説明会は7月4日以来3カ月半ぶり。市民など約60人が参加した。山本哲也・原子力発電検査課長は6号機の起動試験の結果を説明し、「設備健全性は維持されており、継続的かつ安定的に運転する上で問題ない」と述べた。7号機の燃料漏えいも取り上げ、地震の影響ではなく、異物によって燃料棒に微小な穴が開いたためとする東電の判断を妥当とした。

 燃料漏えいの評価に対し参加者は「燃料集合体を分解点検しなければ、原因が分かったとはいえない」と質疑。保安院は「特定した集合体をファイバースコープなどで調べている。過去の知見もあり、ばらさなくても原因は推定できる」と答えた。

(2009/10/22)

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