PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
堀のため池でブラックバス駆除

 市内堀の「古土(ふるど)ため池」で1日、堀町内会(中村文義町内会長)などによるブラックバスの駆除作業が行われ、約70人が泥の中で格闘し、222匹を捕獲した。ブラックバスは地域の自然環境に悪影響を与える特定外来生物に指定され、外来生物防止法により、飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡などが原則として禁止。本県では条例でキャッチ&リリース(釣った魚の再放流)も禁じている。

 古土ため池は昔から堀地内25ヘクタールの水田に農業用水を供給し、大雨の際は洪水調整の機能を持つ。貯水量4万3000立方メートル。池の真ん中の弁天島には祠(ほこら)がまつられ、大蛇の伝説もある。県営防災ダム事業で大規模な改修が行われ、1999年春に完成。ブラックバスはその後、何者かによって放流されたらしい。ため池の水は水田を潤した後、軽井川を経て鵜川に入るため、ブラックバスを駆除しないと、下流の広い地域に影響が及ぶ。

 町内会では2006年、08年に駆除を行ったが、1町内会では大変なため、市に協力を依頼。1日は町内会、水利組合、農家組合などの地元に加え、市、県水産課、柏崎刈羽内水面漁協、柏崎土地改良区、NPO法人・生物多様性保全ネットワーク新潟、一般ボランティアが参加した。

(2009/11/ 2)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。