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新年の期待託し「さいの神」

 小正月の行事「さいの神」が10日、市内各地で行われ、縁起物の火が威勢よく燃えた。このうち、中道町内会(板羽宏会長、世帯数166)では行事が復活して今年で29年。子どもからお年寄りまで大勢の人が集まり、顔を赤く染めながら燃える火を囲んだ。

 同地区では1982年、旧小国町出身で同地区に移り住んだ人の提唱で、「さいの神」の行事を復活させた。現在は有志でつくる保存会(中村栄一郎代表)が町内住民の新年の初顔合わせ、健康息災を喜び合う場として取り組んでいる。昨年暮れまでにカヤ刈りを行い、準備を進めた。

 今年も約30人の保存会員が子どもたちと一緒に前日にわらで「道楽神」の人形を作ったり、縄をなったりした。10日は朝から高さ約15メートルの縁起物を組み立てた。午前10時過ぎ、「道楽神」に向かって震災からの復興祈願の2礼2拍手1礼を行い、ホラ貝の音とともに点火させた。

(2010/ 1/12)

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