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柏崎原発1号機起動を県技術委が了承

 「県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の会議が11日、県自治会館で開かれ、中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発1号機について、起動試験に進むことを了承する結論を取りまとめた。遅くとも来週中には県に報告書を提出する。

 1号機は中越沖地震の揺れが7基の中で最大だった。経済産業省原子力安全・保安院と原子力安全委員会が起動を容認したことを受け、4月16日、東電が起動試験に向けて県・市・刈羽村に運転再開の事前了解を申し入れた。自治体側は技術委の報告を踏まえて是非を判断する見通しだ。

 会議では、東電から1号機の設備健全性、耐震安全性は確保されているとの説明があり、技術委の「設備、耐震」「地震、地質・地盤」の各小委員長がこれまでの議論の状況を、事務局の県が県民から寄せられた質問を報告した。1号機の結論を出すことに立石雅昭委員(新潟大教授)が「議論が尽くされているとは思えない」と反対したが、最終的には、この日就任した鈴木賢治座長(新潟大教授)が「起動に安全上の問題はないと判断していいということで進めたい」と取りまとめた。

(2010/ 5/12)

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