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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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黒滝の吉田さんが「昭和の稲作」を本に

 県農業改良普及員や切り花菊の産地化などで活躍した市内黒滝の吉田潔磨さん(84)がこのほど、「ふるさと 昭和の稲作」の本(B5判164ページ)をまとめた。前半は苗作り、肥料、水管理などを技術者として客観的に記し、後半は長年親しんできた俳句と短歌で農業の楽しさ、減反などへの憤りの心情を表している。

 吉田さんは1926年5月生まれで、同年12月に元号が大正から昭和に変わった。それだけに昭和の時代への思いは強く、「昭和の稲作を記録に残したい」という気持ちが年々高まったという。稲作をもみの選別、田植え、稲刈りなど25の作業に分け、特に食糧増産から生産調整へと大きく農業が変ぼうした戦後から1960年代を中心にまとめた。

(2010/ 8/ 3)

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