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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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旧満州柏崎村開拓団慰霊の仏像を安置

 終戦の混乱で亡くなった旧満州柏崎村開拓団の人たちの霊を慰める「聖観音菩薩(ぼさつ)像」が今年夏、満州開拓民の苦難を著書で伝えた市内大久保1の故深田信四郎さん宅から、同藤橋の真言宗・摩尼珠院(内山知英住職)に安置された。

 この観音像は戦後、柏崎市出身で兵庫県西宮市に移住した故須田芳郎さんが、満州引き揚げ者の世話をしたことをきっかけに、柏崎村開拓団の供養のためにと木彫りで2体制作した。1体は比叡山・松禅寺に納められ、もう1体が1983年、深田さんに届けられた。柏崎村開拓団の犠牲者134人を出した58世帯の小仏が観音像の足元に並び、1体ずつに犠牲者と家族の名前が記されている。

(2010/11/13)

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