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「えんま様」がお堂修復で元通りに

 中越沖地震で被災した閻魔(えんま)堂(市文化財、今井徹郎住職)の修復工事がほぼ終了し、26日午前10時から遷座式が行われる。22日には本堂近くの仮堂に安置していた閻魔大王像をはじめ、十王像や観音像などの引っ越し作業を進めた。

 閻魔堂は数度の火災で類焼し、現在の土蔵造りの堂は市内の名工・4代目篠田宗吉(1826―1903)が建てた。中越沖地震では土台がずれ、内外の土壁が落下。向拝も倒壊した。地震以来、堂内は柱をワイヤで引っ張り、筋交いをしてきた。

 修復工事は今年8月から着手。土台から約1メートル持ち上げ、新旧の基礎を取り換え。これまでの石積みから、現代の工法でコンクリートの頑丈な基礎にした。堂内部は柱、はりを補強、固定するとともに、壁は既存柱内法にダイライト張りで補強し、さらにその上に白壁を塗った。

(2010/12/22)

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