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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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修復のお堂でえんま市

 柏崎に初夏を告げる伝統の「えんま市」が今年も14日から始まった。昨年に続き、3日間とも平日開催。朝方までの雨が上がり、青空が広がった中心市街地の通りに色とりどりの露店のテントが並んだ。

 期間中、露店の開始は例年と同じ午前10時だが、終了は午後9時で、東日本大震災に伴う節電協力のため1時間繰り上げる。使用電力量を減らすため、県内の露天商と、県外の一部の露天商は電球を白熱球から省エネタイプに変えた。

 市露店管理委員会(事務局・市観光交流課)によると、13日現在の出店数は一般露店、瀬戸物、自宅前出店で計538店と前年より8店増えた。JRの協力で越後線の臨時列車が今年も運行される。

 中越沖地震で被災した市文化財・閻魔(えんま)堂(今井徹郎住職)は修復を終えて初のえんま市。被災後は柱をワイヤで引っ張るなどの仮復旧でしのいだ。昨夏から復旧工事で土台を入れ替えるなどして耐震性を強化し、彫刻が施された向拝を補修。4月に落慶法要を行った。

(2011/ 6/14)

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