PHOTOニュース

昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

>>過去記事一覧
青年海外協力隊の2人 市長の励まし受ける

 青年海外協力隊の今年度第三次派遣隊の出発を前に、柏崎関係の二人が三十一日午前、西川市長を表敬訪問した。柏崎関係からは昨年夏にも三人が派遣されており、いずれも開発途上国で活躍中だ。市長は二年間の任務に向けて、二人を激励した。

 青年海外協力隊は昭和四十年に政府事業として発足して以来、アジア、アフリカなど開発途上国の技術・技能援助を続けてきた。現在も五十九カ国で約二千二百五十人が、派遣された国の人たちと活動している。第三次派遣隊員は約二百八十人で、本県出身者は九人だった。

 柏崎関係の二人は、市内善根の児玉恒子さん(29)、同城東二の太田極(きわむ)さん(26)。この日は隊員用のグリーン系のスーツで二人そろって市役所を訪れ、市長と和やかに歓談。市長は赴任先の様子などをたずねながら、二人に「しっかりした目的意識を持ってやることはすごいことだ」と励ました。

 児玉さんは六日町の県農業改良普及センター職員。「日本で学んだ技術を生かし、途上国の人たちと一緒に仕事をしたい」と協力隊に応募した。セネガルの農村開発ティエス州事務所に所属し、野菜の技術指導に当たる。

 一方、太田さんは県内の自動車ディーラーを退職して、ザンビアで自動車整備指導として任務に就く。同国の農業大学モンゼ校で前任者が準備を進め、五月から開設するワークショップのアドバイザーを務めることになっており、「向こうで自分の力を試してみたい」という。二人の出発はいずれる四月七日。

(1998/ 4/ 1)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。