園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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主な設問の概要によると、役割分担意識では「男は仕事、女は家庭」が全体で六二・七%、男女別では男性が六九・〇%、女性が五七・二%。「男の子は男らしく、女の子は女らしく」は全体で七九・五%、男女別では男性が八五・九%、女性が七四・〇%。年代が上がるにつれて、これを肯定する傾向が見られた。
日常的なことがらのうち、女性の担当は食事の支度が九二・一%、洗たくが八七・三%、掃除が七九・六%、育児が六三・八%。買い物やPTAの参加は両方がかかわる割合が増え、子どものしつけ、教育、地域とのかかわりは約半数が両方で参加している。 家事にかかわる時間は男性は平日で五五・五%が三十分未満。女性は平日・休日とも二―三時間未満が二五%前後、三―四時間が二二%前後。家計の管理は女性が七二・一%。半面、家庭の全体的な実権と土地家屋の購入は主に男性が五〇%以上で最も多く、男性主導型を見せた。
男性の七九・六%、女性の五七・九%が仕事に就き、理由は男性の七八・七%が「生計を維持するため」。女性は「生計の足しにする」が五〇・二%。「結婚はするかしないか個人の自由」が五七・〇%、「結婚した方がいい」など肯定型は三七・九%。結婚後の姓は「夫の姓を名乗った方がいい」「どちらの姓でもいい」が四〇%台でほぼ同数。夫婦別姓は五・五%だった。
子どもの進学は男子に対して大学程度が四二・八%、子ども次第が三三・八%。女子は子ども次第が三六・六%、大学程度が一八・九%など。男女平等観では「男性の方が優遇」という認識が一番強いのは「職場の中」で六二・八%、次いで「政治・経済活動の場」「社会慣習」「家庭の中」など。「学校教育の場では平等」が五一・三%いた。
老後に暮らしたい家族形態は「自分の子どもと」が四五・八%が最も高く、しかも男性や年齢が高くなるほど増加傾向。老後の過ごし方は「趣味を持って楽しく暮らしたい」が五七・三%、「できるだけ仕事をしたい」が二三・四%と続く。地域の役に立ちたいと考える人は五・四%だった。 介護を受ける必要が生じた時に、面倒を見てもらいたい人は一番目が「配偶者」、二番目が「娘」、三番目が「息子」で、以下「老人ホーム」「ホームヘルパー」「息子の妻」。老後の生活を送る上で、一番頼りにする収入源は「年金」が六六・九%で圧倒的な多く、六十歳以上では九割近くを占めた。
(1998/ 5/ 9)
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