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ぶどう村産の初ワイン ワイナリーで味わって
 市内芋川、株式会社「柏崎ぶどう村」(植木馨社長)でこのほど、昨年秋に収穫したぶどうを使った白と赤のワインが出来上がった。同社の技術指導に当たる南魚・大和町の越後ワインが製造したもので、ぶどう村産の初ワイン。19日から一般オープンするワイナリー(ワイン工場)で味わってもらう。一方、16日にはワイン醸造に向けて、酵母の投入が行われ、ぶどう村ワイナリーの第一歩をスタートさせる。 

 出来上がったワインは、同地内で平成8年度に樹種転換を行ったぶどうが原料。白ワインにシャルドネ、ミュラーツルガウ、赤ワインにカベルネソービニオン、メルローなどの品種が使われた。製造本数は白ワインが700本(720ミリリットル入り)、赤ワインが200本(同)という。

 2種類のびんとも、先に決まった愛称の「綾子舞の郷(さと)」にふさわしく、柏崎を代表する国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」のイメージを取り入れたラベルが張られている。ただ、これらのワインは同社に小売免許がないため、越後ワインから仕入れを行い、ワイナリー内のワインパブで味を楽しんでもらう

 一方、同社では4月末に果実酒製造免許の交付を受けたことに伴って、ワインの醸造に入っていく。当分の間、地元の原料と、不足分は海外輸入を含めた外部調達でまかなうことにしており、15日には白ワイン用のオーストラリア産のシュナンブラン、リースリングの冷蔵果汁が到着する予定。温度調整をした上、16日には酵母の投入を行って、ワイナリーの歴史の幕を開ける。

 引き続き、25日には赤ワイン用の南米チリ産の冷凍ぶどうが到着する予定だ。同社によると、白ワインの方は7月上旬に新しい地ワインとしてお目見えする。また、赤ワインはフランス製のオークだるで熟成させ、12月ごろに出荷できそうという。

(1998/ 5/13)

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