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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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異常気象できのこ不作 再発見教室に300人
きのこの正しい情報提供を──と、市立博物館で10日、おなじみの「きのこ再発見教室」(同館、柏崎きのこ研究会主催)が開かれた。異常気象は、きのこの生育にも影響し、例年になく不作の年。それでも秋の味覚だけに、多くの市民らが訪れ、関心を集めた。
この教室は、きのこの食・毒の見分け方、食べ方など正しい情報を知ってもらい、食中毒の防止を図ることがねらい。会場には会員たちが前日や当日朝に採取したばかりのスギヒラタケ、クリタケ、アブラシメジなど、昨年より20種類ほど少ない約80種類が並んだ。
訪れた人たちは、会員から食・毒・不食のブロックごとに展示されたきのこの特徴などの説明を受け、「なるほどねェ」と真剣な面持ち。夕方までに昨年の半分とはいえ、約300人が来館した。このうち20人あまりが鑑定を受けた。
同研究会の布施公幹会長は「今年の天候不順で例年になく、きのこは不作だ。朝晩の気温が涼しくならないとだめ。これから楽しめるものもある。ただ、毒きのこのクサウラベ2タケなどの中毒が心配。昔からのいい伝え、迷信などを信じないで、わからないものは食べないで」と話した。
(1998/10/12)
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