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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


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コシヒカリ作付けが3000ヘクタ−ル超える
 新潟食糧事務所柏崎支所(西潟正俊支所長)はこのほど、今年の柏崎刈羽地方の稲作主要5品種の作付け状況をまとめた。5品種合わせた作付面積は4,494ヘクタール。減反強化などで、前年(4,860ヘクタール)より374ヘクタール(7.7%)少なくなった。コシヒカリは3,071ヘクタールで上位5品種に占める割合は68.3%。越路早生は778ヘクタールと初めて1,000ヘクタールの大台を割り、17.3%となった。

 この面積は稲の作付面積が10アール以上ある柏崎刈羽の生産者から申告があった数値を集計したもの。

 コシヒカリは前年(2,844ヘクタール)より277ヘクタール(8.0%)増加。面積割合でも10ヘクタール近くアップした。同品種の元年の作付面積は2,105ヘクタールで、10年間に約1,000ヘクタール増えたことになる。伝統品種の越路早生は、元年には全体の48.7%に当たる2,638ヘクタールあったが、平成4年にコシヒカリに首位の座を譲った以降、急激に面積を減らし、今年は前年の1,278ヘクタールから500ヘクタール(39.1%)の大幅な減少となった。10年前と比較するとほぼ3分の1。

 その他の品種はこの10年間に6品種が入れ替わりで上位品種にランクされており、平成3年からベスト5入りしているゆきの精の今年は578ヘクタールで、上位に占める割合は12.9%。同品種は平成7年には682ヘクタールが作付けされており、全体の作付面積の減少、コシヒカリへの集中の中で伸び悩んでいる状態だ。

 元年に456ヘクタール作付けされ3位にランクされていたトドロキワセは、中山間地に適した品種として今年も5位に入ったが、作付面積は29ヘクタール、割合で0.6%。10年間で16分の1に減った。前年、今年と4位に入っているのは醸造米の五百万石で38ヘクタール、0.9%を占めた。

(1998/10/15)

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