園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
>>過去記事一覧
市立博物館が五日から、展示物のリニューアル工事に入った。館内ではテーマ・自然の各展示室を中心に、解体・撤去が進められており、新・旧展示物の入れ替えや改修を行い、3月中旬過ぎの竣工を目指す。新装オープンは4月3日。記念特別展として、日本では最後の公開になる「ネアンデルタール人の復活」が予定されている。
同館の展示替えは開館以来、13年ぶり。テーマ展示室は里から山頂へという構成で、基本テーマの「米山をとりまく自然と文化」をより具体化する。自然系ではコナラ林のジオラマを新しく加えて、ブナ林のジオラマのボリュームアップを図り、林の豊かな自然環境を表す。
人文系では米山のある暮らしという点から実物資料や写真で人々の暮らしや生業を紹介する。また、通路を登山道に位置付けながら、米山塔や道標などを配し、三面マルチスクリーン映像、模型などで米山信仰を立体的に紹介する計画だ。
一方、自然展示室ではナウマンゾウコーナーを充実させるほか、コウモリコーナーの改造、岩礁海岸の生き物の改修をはじめ、キノコ、昆虫、貝などを展示。パソコンによる検索装置を備え、多様な情報を提供する。新たにミュージアムショップを設け、さらに親しまれる博物館を目指す。
館内のテーマ・自然の各展示室で解体・撤去作業が行われており、一部の展示物を除き、がらんとした状態。続いて、電気の配線、塗装工事などの後、2月ごろからジオラマやレプリカなど新しい展示物、映像・音響機器を設置する。
計画では3月20日ごろの竣工。検査、微調整を経て、4月3日の新装オープンにこぎつけたいという。同館では工事期間中の3月末まで臨時休館になっているが、職員は通常通りの作業に当たっているので、問い合わせなどは同館(電話22-0567)へ。
(1999/ 1/ 7)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。