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昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

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福祉センターの昨年の相談所利用が過去最高

 市社会福祉協議会が地域福祉推進事業の一環として、市内豊町の市総合福祉センターで開設している総合相談所の昨年1年間の利用件数がまとまった。これによると、専門相談と一般相談の合計では、前年よりも約70件増え、実に1,000件を超えた。中でも、結婚相談の利用者でカップルが4組も成立しているなど、市民生活に密着し、大きな役割を果たしていることがわかった。

 この事業は地域社会と連帯感を高め、関係機関などと連携を深めることを目的にしている。これにより、地域にふさわしい創意工夫をした総合的な福祉サービスの推進を図ってきた。市の補助事業として、昨年は6年目の開設。専門的な立場から幅広い相談に応じる一方で、専門機関への照会にも当たった。

 まとめによると、昨年の利用件数は「心配ごと相談」が436件で最も多く、次いで「結婚相談」が309件、「法律相談」が111件、「身体障害者相談」が87件、「司法書士相談」が61件、「税金相談」が19件の順。合計では前年(951件)よりも72件増加して、これまで最高の1,023件を数えた。

 同協議会の神林良平・事務局長は「昨年は特に、結婚相談に訪れた人の中からカップルが四組も成立した。このほかにも、相談を契機にして、積極的に考え方を変えた人もおり、成立した人数はもっと多いと思う」と分析。

 また、神林局長は「景気の低迷や家族構成の変化などの世相を反映して、複雑・多岐にわたる相談が寄せられている。相談者の心のよりどころとして、この事業の果たす役割は大きく、解決まで導く相談も数多い。秘密は厳守するので、一人でくよくよ悩まずに気軽に相談してほしい」と話した。

 相談窓口の開設日、担当は次の通り。専門相談はいずれも午後1時から3時まで。詳しい問い合わせは同協議会(電話22-1411)へ。

 【専門相談】

▽税金相談=税理士会柏崎支部、毎月第2木曜日
▽司法書士相談=柏崎司法書士会、毎月第4木曜日
▽法律相談=大倉・夏井法律事務所、毎月第1・3火曜日
      (ただし、心配ごと相談を受けた人が対象)

 【一般相談】

▽心配ごと相談=毎週月・火・木・金曜日の午前9時から正午
▽身体障害者相談=毎月第1・3水曜日の午前9時から正午
▽結婚相談=毎週火曜日、毎月第1日曜日の午前9時から午後3時

(1999/ 1/30)

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