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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)


JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)


たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)

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モルディブから青少年バスケチームが柏崎へ

 モルディブ共和国から男子バスケットボールチームの一行が18日、柏崎入りした。同日午後、初の海外遠征の仲立ちになった市内上田尻出身の青年海外協力隊員・千原健志さんの引率で、西川市長を訪問し、歓迎のあいさつを受けた。

 一行は同国でコーチを務める千原さん、バスケットボール協会長のアーメッド・ハーフィズ団長をはじめ、アシスタントコーチ1人、ナショナルチームの学生、社会人選手の合わせて15人。平均年齢17.5歳という若いナショナルチームだ。選手たちはこの日、グリーン系のそろいのユニホーム、赤のネクタイ姿で市役所を訪れた。

 市長は一行を笑顔で迎え、「日本とモルディブは遠く離れた国だが、共通のスポーツを通し、たくさん楽しい交流してほしい。生活スタイル、食べ物、言葉も違うが、若い皆さんはいろんなことを吸収して帰ってほしい」と歓迎。アーメッド団長は「温かい心で受け入れていただき、ありがたい。この遠征を機に、モルディブと日本の若者の交流に貢献することを期待したい」とあいさつした。

 モルディブから柏崎までは飛行機、バスを乗り継ぎ、ほぽ1日がかり。選手たちは旅の疲れも見せず、市長から「何歳からバスケットを始めたの」「このスポーツのおもしろさはどんなところ?」などの質問に、はきはきと答え、市から土産にもらったTシャツに大喜びだった。

 一行は柏崎高校のセミナーハウス「米峰会館」で合宿をしながら、同日午後からさっそく練習を開始。25日朝まで市内を中心にした日程をこなす。この間、20日午後1時からは前日に続いて、市総合体育館で、市内高校との親善大会。また、小千谷、上越で遠征試合を行うほか、市民との交流会、ホームステイなども体験する。

 引率の千原さんは「モルディブではバスケットボールは25年前から行われ、協会組織は7年前にできたばかり。大人の大会は年3回あるが、19歳以下は年に一度しか大会がなく、むろん国外に出るようなチャンスもなかったので、きっかけづくりをしたかった。選手にとって、一生の思い出になるような遠征にしたい」と話した。

(1999/ 3/19)

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