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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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柏崎商業速記部、全国大会で創部以来初の優勝

 第31回全国高校選抜速記競技大会(全日本速記教育協会、全国商業高校協会など主催)が28日、京都教育大学で開かれ、柏商速記部(細川信次顧問、水品瞳部長、部員4人)が春夏の大会を通じ、創部以来初の団体優勝を飾った。県勢の春の優勝は、昨年の長岡商に続き2年連続だ。

 選抜の出場資格は、昨夏の決勝進出者と中根式検定2級以上の取得者。全国から11校71人が出場した。一次競技は1分240字を3分朗読、二次は300字を2分朗読。速記で書き取った内容を制限時間内で普通の文章に反訳し、失点の少なさを競った。また、2回とも失点ゼロの選手が優勝決定戦に進んだ。

 団体戦は上位3人の総合成績を競い、柏商は二次で岐阜商と同失点だったことから、一次の成績にさかのぼり優勝が決まった。個人では大橋史恵さんが2位になった。

 柏商速記部は一昨年春に2年連続で団体準優勝しているが、優勝は初めて。選抜に向け、3月は連日のように終日練習、合宿にも打ち込んだ。水品部長は「練習のかいがあった。二次で岐阜商に負けたと思った後に優勝を知り、皆うれしくて涙が止まらなかった」と言う。顧問の細川教諭は「地道に努力すれば、全国大会にも行ける。速記は精神力、集中力の鍛錬にふさわしい」としている。近年、全国大会での活躍が目立つ同部には、講演会の速記依頼が舞い込んでいる。部員は2年生4人だけという同部にとって、新入生獲得が大きな宿題だ。

(1999/ 3/31)

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