PHOTOニュース

産大・工科大新入生歓迎会。交流アトラクションでえちゴンから賞品を受 けとる新入生=24日、産文会館 (2024/04/26)


創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)

>>過去記事一覧
起業しやすい町のランクで柏崎が全国2位

 東洋経済新報社が発行している起業情報誌「ベンチャークラブ」6月号の特集「全国150都市ランキング 起業しやすい町はここだ!」で柏崎が第2位に選ばれた。

 ランキングは、ベンチャー企業を対象とした公的な研究施設の有無や、税優遇、助成金など行政の支援策、有力ベンチャー企業の有無など7項目を得点化した。また、消費購買力、工業力、商業力など11指標を5、6年前との比較で係数化した数値を「成長力」として加味し、評価した。

 2、3月に全国693市(東京特別区も含む)にアンケートを実施し、有効回答は404。このうち、得点が算出できる施策があったのは149市だった。ランキングは市単位の支援策の充実度を表わすものになっている。表中、金融機関数、人口1人当たりの課税所得などのデータも記した。

 トップは長崎県大村市。人口8万人台で柏崎とほぼ同規模。合計ポイントは2位柏崎と同点ながら、成長力の高さでトップになった。大村市は東洋経済新報社の「住みよさランキング」でAランクとされる。柏崎はこのランキングで平成4年に全国9位、7、8年と2年連続で7位。同社の格付けで、両市はともに住環境、起業支援で評価を得た。

 市商工観光課は「これを足がかりに、2人に増員した工業活性化アドバイザーの活動にはずみがつくことを期待したい。企業誘致、新規取引開拓などで好材料になるだろう」と話している。

 ちなみに、今回のランキングで本県では上越市が3位、村上市が43位、長岡市が47位、燕市が50位、三条市が117位だった。

(1999/ 5/18)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。