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児童クラブ 剣野・半田で建物完成

 市が昨年度から2カ年継続で建設工事を進めていた剣野、半田の2カ所の児童クラブの建物がそろって完成。1日、テープカットを行い、待望の完成を喜んだ。また、市内7カ所目として同日、枇杷島児童クラブでも初日のスタートを切った。

 児童クラブは留守家庭の児童を対象に、指導員が家庭的な雰囲気の中で、遊びを通して児童の健全育成や指導を行う。対象は保護者の就労などで学校から帰宅しても昼間保護者のいない留守家庭の児童で、主に小学生1年から3年生。

 開設は月曜から金曜までが午後1時半から5時半、第2・4土曜が午前9時から午後5時半、第2・4以外の土曜は午前11時半から午後5時半、夏休みなど学校の休業日は午前8時半から午後5時半。ただし、申し込みによって午後6時まで預かることが出来る。費用は無料だが、保護者会で決めたおやつ代など1カ月3000円程度の会費が必要という。

 建物が完成した両クラブのうち、剣野の場合は無償で借り上げていた民家の老朽化解消を目指した。一方、町内会の集会所を借用していた半田の場合は国の第三次補正を取り入れて、専用室を整えた。いずれも地区の小学校の一角に、木造平屋の建物(広さ延べ約95.8平方メートル)を建設。屋内遊戯室(同34.8平方メートル)、12畳相当の和室、健常者と車いす兼用トイレなどがある。建設費はそれぞれ約1400万円。

 この日午後、剣野では2人の指導員の「お帰りなさい」の声に迎えられ、利用を希望する児童たちは「新しい建物だ。うれしいな」と元気いっぱい。手作りのテープカットなどで完成を祝い、さっそく仲良く遊んでいた。

 なお、市内ではこれら剣野、半田、枇杷島のほかに、比角、東部、田尻、新道に児童クラブがあり、利用を希望する家庭は各クラブかまたは市管理課計画係へ。

(1999/ 7/ 2)

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