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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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市議会の特別委 西川跡地・駅橋上化検討へ

 市議会の柏崎駅等周辺整備特別委員会(金子錦弥委員長・委員八人)が13日、議会第一委員会室で開かれた。議会自らが政策提言を行うため、今春改選後の6月定例会で、学園まちづくり特別委員会とともに新たに設置された。実質的には初会合になったこの日は、具体的な検討・研究事項として、駅前ふれあい広場になっている西川鉄工所(現サイカワ)跡地、柏崎駅の橋上化問題を取り上げることを決めた。

 冒頭、委員会の設置の目的や駅周辺の課題、調査・研究の進め方などについて、委員がそれぞれの立場から意見を述べた。続いて、中心に取り上げるべき事項の検討に移り、この中で、高橋新一氏(社会クラブ)は「西川跡地をどのようにするか。まずこれに絞って研究を始めるのが取り掛かりとしていいのではないか」、若井恵子氏(公明党)は「柏崎の駅が、市の中でどう位置づけられているかをとらえ、共通認識をすべきだ」と述べた。

 桜井雅浩副議長(整風会)は「駅に対する位置づけの共通認識をしながら、提言することを大前提にするならば、10年来の課題になっている西川跡地をどうするか検討を重ねていくべきだ」とし、小池寛氏(朋友会)は「跡地問題も大事だが、柏崎駅の橋上化への運動を提起していく必要があるのではないか。これらを同時並行でやれないか」などと提案した。

 活発なやり取りを踏まえ、同委員会として西川跡地、駅の橋上化問題に取り組むことを決めた。次回は8月3日を予定し、本格的な検討に入っていく。このうち西川跡地についてはどのようにするかなど活用策を検討して提言まで持っていく方向。一方、橋上化については必要性も含めながら運動のあり方を探っていき、2つの問題とも来年3月をめどに第一次報告を行いたいとしている。

(1999/ 7/14)

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