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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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柏崎の最高路線価4年ぶり下落

 新潟税務署は4日、相続税、贈与税、地価税などの算出基準となる平成11年分の県内路線価を公表した。それによると、柏崎税務署管内の最高路線価は14年連続で市内駅前2、モスバーガー柏崎中央店前。1平方メートル当たり23万5000円(前年24万円)で、変動率は2.1%の下落だった。管内の下落は平成7年以来、4年ぶりだ。

 路線価は道路に面した土地1平方メートル当たりの評価額。国税庁が毎年1月1日時点で地価公示価格、取引価格、不動産鑑定士などの意見をもとに算出する。国土庁が公表する地価公示価格の8割程度を目安に評価している。

 柏崎税務署管内の最高地は、昭和59年まで市内東本町1の旧北越銀行柏崎東支店前(移転前)で、同60年から現在の駅前2になった。以来、同所の路線価は平成4年まで毎年3.6%から32.4%の間で上昇し続けたが、平成5、6年と変動なしが続き、7年に初めて前年を5000円(2.1%)下回って24万円になり、3年連続の横ばいが続いていた。

 県内では前年変動のなかった柏崎、十日町、村上の3署が下落に転じ、13署すべてがマイナスになった。長岡、新潟など6署で2けた台の下落だった。商業地、工業地を含む県内9000地点の標準宅地の路線価の平均額は1平方メートル当たり6万1000円で、前年比3.2%の下落。平成6年から6年連続の下落となり、率は前年の3.0%から0.2メートル拡大した。

 県内で最も高かった路線価は、新潟市東大通り1の124万円。11年連続の1位だが、価格はピーク時の平成4、5年(333万円)の4割弱になっている。

(1999/ 8/ 5)

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