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柏崎署海水浴場警備 水死2人・迷子157人

 柏崎署はこのほど、7月17日から8月16日まで開設した海水浴場臨時交番とパトロールの状況(概要)をまとめた。水死は2人で、石地海水浴場では迷子が多く発生した。

 同署では海水浴場でのトラブル防止に向け、鯨波、番神、石地の3海水浴場に臨時交番を開設するとともに、笠島、薬師堂、大崎などはパトロールを強化した。また海上保安庁のヘリが土・日曜日を中心に空から巡視。県警の警備船も2日間、柏崎沖で警戒にあたった。

 期間中の水死は2人。8月1日に石地海水浴場で埼玉県北本市の34歳の男性が、5日には米山海水浴場で群馬県笠懸町の66歳の男性がおぼれてなくなった。”危機一髪”の事例では大湊海岸で12日、埼玉県から家族で海水浴に来ていた10歳の男子小学生がおぼれ、仮死状態のところを近くにいた海水浴客が発見。すぐに人工呼吸を行い、病院に搬送して一命をとりとめた。

 3臨時交番別の取り扱いでは、鯨波が物損交通事故1件、落とし物6件、拾い物17件。迷子は30件でうち6件は警察官が発見した。番神は人身交通事故1件、窃盗1件、落とし物7件、拾い物8件。迷子は5人だった。

 石地は人身交通事故1件、盗難被害5件が発生。特に目立つのは迷子で、期間中の届け出は122件。放送などにより家族が見つけたケースが100件、警察官による発見が22件だ。石地の場合、8月1日の迷子が30件、8日が27件もあった。

 同署は海岸線をパトロールした状況について、「例年以上に今夏の海水浴客は土・日曜日の特定の海水浴場に集中する傾向にあった」とし、「1日と8日の石地海水浴場は鯨波など他の海水浴場より突出した混雑ぶりだった。海岸は人で埋まり、ちょっと目を離すと近くにいても家族が見えなくなり、迷子の届け出につながったようだ」と話している。

(1999/ 8/20)

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