園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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柏崎市刈羽郡医師会(会田恵会長)が18日、産文会館で、柏崎メジカルセンター創立30周年を祝う記念式典を開く。これに先立ち、本県出身の芥川賞作家・新井満氏を講師に招いて、一般公開講演会を開くことから、たくさんの来聴を呼び掛けている。
同センターは昭和44年10月、市内栄町地内で地域医療の中核施設として開設された。以来、住民健診、臨床検査、准看護婦(士)養成を3本柱に据え、広範な活動を推進。これにより、柏崎刈羽の住民の保健・医療・福祉の分野に大きな貢献を果たしてきた。
記念講演では、環境問題がクローズアップする中で、21世紀に向け、自然との共生を考え合う場を目指した。テーマは「環境の時代―木を植えた男を訪ねて―」。南フランスの作家ジャン・ジオノが書いた「木を植えた男」をもとに、新井氏が不毛のプロバンスの大地に木を植え、緑の大地に変えた男の話を例に語る。 時間は午後2時から3時半まで。続いて30分間、サイン会。聴講無料。入場整理券などの問い合わせは同医師会事務局(電話23-2111)へ。
新井氏は1946年新潟市生まれ。上智大卒業後、電通に入社。音楽・映像プロデューサーとして200タイトル以上の環境ビデオを制作し、この分野の草分け的な存在。「組曲・月山」「ワインカラーのときめき」などシンガー・ソングライターとしても多くのヒット曲がある。1988年に「尋ね人の時間」で第99回芥川賞。昨年の長野冬季オリンピックでイメージ監督を務めた。
(1999/ 9/ 2)
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