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15日は「敬老の日」。市がまとめた平成11年度の老人現況調査の概要によると、市内の65歳以上の人口は1万8738人で、市の総人口に対する高齢化率は21.4%を占めた。今年3月31日現在の住民基本台帳をもとにしたもので、国・県平均の高齢化率を上回り、超高齢社会の足取りを一段と進めた。
調査はいわば、柏崎版の高齢者白書。高齢化の現状として老年人口や要援護老人、高齢者世帯の状況などをまとめた。これによると、65歳以上人口の内訳は男性が7630人、女性が1万1808人。前年同期に比べ、男性が178人、女性が259人の合わせて437人増えた。構成比では男性が40.7%、女性が59.3%。高年齢になるにつれて、女性の占める割合が増え、女性の長生き傾向を数字で裏づけた。
一方、住民基本台帳による市の総人口に対して、65歳以上の高齢化率は、前年同期よりも0.6ポイントの伸び。同じ調査による国平均の16.5%に比べ、4.9ポイント、県平均の20.5%に比べ、0.9ポイントそれぞれ上回っている。
65歳以上で援護が必要な人は前年に比べて406人増の2503人で、65歳以上人口の13.4%をしめた。この中で「虚弱老人」が54.3%と半数を超え、「寝たきり」が23.6%、「凖寝たきり」が12.0%などの順。 要援護老人のうち、寝たきりは817人で、このうち53.2%が在宅で何らかの介護を受けている。特別養護老人ホーム利用者は27.8%、老人保健施設や病院に入っている人は19.0%。14年前の昭和60年には「寝たきり」が約250人だったことから、約3倍に上っていることがわかった。
65歳以上の高齢者世帯数は3312で、前年に比べて260世帯の増。市内の総世帯数の11.5%になり、年々増加傾向を示している。内訳は「老人のみ世帯」が1828世帯、「1人暮らし老人世帯」が1478世帯だった。
(1999/ 9/10)
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