園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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県は20日、土地取引の目安となる県内の基準地価を発表した。柏崎では林地を除く15の継続調査地で全用途の地価の平均変動率がマイナス0.5%となり、昭和50年度の調査開始以来、初めて下落に転じた。商業地3地点はいずれもマイナスで、平均下げ幅は拡大した。
この調査は、国土利用計画法に基づく適正な土地取引を図るため、都道府県知事が毎年7月1日現在で基準地の単位面積(宅地などは1平方メートル、林地は10アール)当たりの価格を判定し、公表している。国土庁が1月1日現在で調べる地価公示を補完し、相互に公的地価のネットワークをつくる。地価公示と都道府県地価調査は、一体として土地取引の指標や鑑定評価の規準となるよう一部で共通地点を設けてある。
県内基準地は707地点。林地を除く全用途平均の変動率はマイナス1.8%で4年連続の下落となり、4年間で最大の下げ幅となった。住宅地はマイナス0.8%で2年連続、商業地はマイナス6.7%で7年連続の下落となり、いずれも過去最大の下げ幅だった。
柏崎では選定替えの1地点を含め住宅地12、商業地3、工業地1、林地1の17地点で調査した。住宅地は上田尻池ノ峰で2.6%上昇し県内3番目の高率だったが、9地点で変わらず、1地点で下がった。住宅地の継続調査地は平均0.1%の上昇で、前年度より0.6ポイント下がった。商業地の3地点はいずれも下落し、平均マイナス2.5%で、下げ幅は前年度より1.7ポイント拡大した。また、林地では市内上方地内が山林需要の減少からマイナス13.2%で、下げ幅は6.2ポイント拡大し2けたになった。
柏崎刈羽31地点の基準地価は次の通り(林地は10アール当たり、それ以外は1平方メートル当たり。かっこ内は変動率)。
【柏崎市】 住宅地 ▽春日2-9-35 4万4500円(0%) ▽横山長峯1438-30 4万3000円(0%) ▽上田尻池ノ峰2914-85 4万円 (2.6%) ▽幸町6-12 8万円 (0%) ▽諏訪町7-4 10万8000円(0%) ▽城東2-2-10 5万5000円(新規) ▽米山台3-4-6 5万3200円(0%) ▽北半田2-3-2 6万円 (0%) ▽松波3-1-64 3万6500円(0%) ▽西本町1-8-2 8万7700円(マイナス1.5%) ▽鯨波3-4-8 3万9500円(0%) ▽安田古川3530外3筆 2万5000円(0%) 商業地 ▽諏訪町12-3 13万5000円(マイナス2.2%) ▽東本町2-2ー31 20万3000円(マイナス3.3%) ▽関町10-12 10万5000円(マイナス1.9%) 工業地 ▽北斗町3-23 4万8200円(マイナス1.0%) 林地 ▽上方竹ノ川内5584 46万円 (マイナス13.2%) 【高柳町】 住宅地 ▽岡野町大地田1750-3 1万3800円(0%) ▽石黒東ノハバ6779外1筆 1200円(0%) ▽門出勝田5270-1外1筆 3700円(0%) 【小国町】 住宅地 ▽武石月岡602-2 5700円(0.9%) ▽原袋ノ原甲543-1 4520円(0%) ▽新町小町584-2 1万6000円(0%) 【刈羽村】 住宅地 ▽刈羽前田745-2外1筆 2万3500円(0%) ▽赤田北方前田436 8500円(0%) ▽刈羽小谷地1753-3外1筆 2万円(0%) 【西山町】 住宅地 ▽礼拝前田765-4 1万6000円(0%) ▽大崎抜山下556-1外1筆 9800円(0%) ▽別山内越1537-1外4筆 3200円(0%) ▽坂田下沢田1849-1外1筆 6800円(0%) 工業地 ▽黒部嶋崎975-1外1筆 1万7000円(0%)
(1999/ 9/21)
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