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日本海側で3例目のロウソクチビキ捕獲

 市内上輪新田の漁業・八木久好さん(72=伸盛丸(1.7トン)=)がこの秋に入り今月5日までに、暖かい海域に生息する魚といわれていたロウソクチビキ(ハチビキ科)を7匹捕獲した。ロウソクチビキはこれまでに日本海ではわずか2例が確認されていただけ。連絡を受けた市立博物館では「海洋学的にも、日本海の北限の記録として大変貴重だ」としている。

 ロウソクチビキは南日本の太平洋側、ハワイ諸島、オーストラリアに分布。水深200メートルから360メートル前後の岩礁域に群れで生息するという。体は細長く、紡すい形でわずかに側扁。第一背びれと第二背びれが離れ、その間に2・3本の小さな棘(とげ)があるのが特徴だ。日本海側では平成8年に兵庫県浜坂町沖で初めて捕獲。昨年10月、西頚城・能生町の沖合いで2例目が確認されていた。

 八木さんが最初に捕獲したのは10月11日午後1時ごろ。笠島沖約10キロ、水深約150メートルで、ハチメ釣りをしていたところ、珍しい形の魚2匹を釣った。連絡を受けた同館で調べたところ、日本海側では3例目になるロウソクチビキが一度に2匹もかかったことが分かった。さらに、21日にもう1匹、今月に入って5日には4匹と、全部で7匹を釣り上げた。

 「長年漁師をやってきたが、こんなに珍しいことは初めて」と八木さん。ロウソクチビキは黒潮から分流する対馬暖流によって、日本海に入ってきたものと思われ、同館の箕輪一博学芸員は「この分ではまだ相当数いるだろう。今年は対馬暖流の勢いが強かったことを物語るのではないだろうか。いずれにしても、珍しい魚を見つけたら、ぜひ博物館に知らせてほしい」と話している。

(1999/11/ 8)

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