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市が東電にプルサーマル延期要請

 西川市長は11日、東京電力柏崎刈羽原発の出沢正人所長と市役所で会い、同原発3号機で来年計画されているプルサーマル(軽水炉のプルトニウム利用)の実施を1年延期して2001年とすることを正式に要請した。回答は来週中にも行われる予定だが、出沢所長は要請を受け入れる方向を示し、延期はほぼ間違いない情勢となった。

 市は東海村で起きた臨界被ばく事故を受けて、「原子力への不安が高まっており、プルサーマルの2000年実施には無理がある」として、県・刈羽村の同意を得て延期を判断した。全国3カ所のプルサーマル計画地点では初めて。

 要請は午前8時半から行われた。市長は東海村の問題には言及しなかったが、諸般の情勢を総合的に勘案したものだとし、プルサーマル実施を「2001年とすることでお願いしたい」いう南直哉・東電社長あての文書を出沢所長に手渡した。これに対し所長は「その方向で必要な調整をしていきたい」と答えた。

 このあと所長は刈羽村役場に加藤村長を訪ね、市から要請を受けたことを伝えた。

 市はプルサーマル計画を今春事前了解しているが、実施時期については、国の安全確保体制など5つの要件を挙げて、2000年か2001年かを安全審査終了までに改めて判断するとしていた。東海村の事故後、市長が早々に1年延期を表明し、8日に平山知事・加藤村長との協議が行われた。

 市では安達助役が12日に県に出向き、延期を要請したことを報告する。また市長は16日、通産省資源エネルギー庁などに同様の報告を行う。市長は「努力を積み重ねてきた東電には不本意だろうが、半歩後退・一歩前進してほしいと申し上げた。また、この1年を利用して防災計画見直しなどわれわれがやるべきことも多い」と話していた。

 一方、出沢所長は「当初希望していた時期と異なることは残念だが、地元の意向を重く受け止める」と語った。また「計画自体は了解をいただいているので、引き続き理解を得ながら着実に前進していきたい」と述べ、1年遅れてもプルサーマル推進に変わりはないことを強調した。

(1999/11/11)

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