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スタートアップ編を開始した第18期の「柏崎・社長のたまご塾」。11人が 入塾し、夢や目標に向かった=産文会館会議室 (2024/05/09)


開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)

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元気館 2ヶ月で約1万人来館

 市内栄町地内、元気館が今秋のオープンから2カ月あまりを経過した。同館は保健医療福祉・介護保険の総合窓口として、各種機能を備えた施設。多目的利用のコミュニティホール、ジャングルキッズ(子どもの遊び場)の来館者数は約1万人になり、同館ではさらにたくさんから親しんでもらうため、職員によるプロジェクトを組んで対応していく考えだ。

 同館は少子・高齢社会を迎える中で「元気づくり」をテーマに、業務・サービスの1元化を目指した。このため、「総合相談・ケアコーデイネーション」「子育て支援」「元気づくり」「ケアサービス」などの機能を持たせ、今年10月から開館した。全館を1つのタウンにイメージし、ネーミングにも工夫するなど親しみやすさを出してい る。

 まとめによると、10月の来館者数はホールが957人、キッズが680人の合計1637人。11月は、元気フェアが行われたこともあって、ホールが7416人、キッズが826人で合計では8242人。2カ月間の合計では9879人だった。

 このほか、今月中旬まで介護認定審査会が延べで約50回開かれた。また、来年2月からは市内で初めての身体障害者、知的障害者のデイサービス事業の開始が予定されており、これにより館内の機能がすべて稼働することになる。

 担当の市管理課では「予想以上に利用してもらっていると思う。特にキッズは、若い両親が乳幼児を連れて来る姿が定着しつつある。ただ、中・高年からいかに利用してもらうかがこれからの課題。市民の声を聴きながら、職員がプロジェクトを組んで新年度の対応を考えていきたい」としている。

(1999/12/21)

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