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東京電力柏崎刈羽原子力発電所の出沢正人所長は13日、同原発で定例記者会見を行い、高浜原発MOX燃料のデータねつ造により東電も自社燃料の再調査をすることについて、柏崎原発3号機で2001年に実施するプルサーマル計画には影響しないとの考えを示した。
高浜は英核燃料会社、東電はベルギーのベルゴニュークリア社でMOX燃料を製造しているが、高浜で再び品質管理データねつ造が発覚したことから、東電では昨年9月に続いてベルゴニュークリア社に職員を派遣し、再調査に入っている。このため福島第一原発3号機で来月予定していたプルサーマルを延期した。
会見で出沢所長は「9月に調査し、(問題がないことを)自信を持って確認している。今回は再確認に行っており、そう長期間に及ぶとは思えない。柏崎の2001年の計画に影響が出るようなものではない」と述べた。また柏崎3号機のMOX燃料装荷の具体的な時期については、春ごろ行う次回定期検査になるだろうとした。
同社では12月にベルゴニュークリア社に出向いた職員をいったん帰国させ、今月5日に再派遣。7日に両社で調査について基本合意し、11日から実際の作業に入っている。福島・柏崎両方のMOX燃料が調査対象で、前回は品質管理データの採取工程確認などが中心だったが、今回はデータの再確認や統計分析も行うほか、第3者によるチェックもするとしている。
(2000/ 1/13)
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