海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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任期満了に伴う小国町長選挙が1日告示され、ともに無所属新人の元町議会議長・大橋義治氏(69)、前町議会議長・布施和男氏(66)が立候補を届け出て、6日の投票日に向けて5日間の選挙戦に入った。立候補の受け付けは同日午後五時まで行われるが、町内では他に出馬の動きはなく、両候補による一騎打ちとなる見通しだ。
同町では、創価学会が同町に計画した墓地をめぐり、2年以上にわたって町を2分した議論が繰り広げられた。今年に入ってからは町議会解散投票、出直し町議選が行われ、さらに7期28年間町政を担当した牧野功平町長の引退表明を受けての選挙戦となった。
大橋氏は墓地計画の反対組織が結成した「民主町政をすすめる町民の会」の推薦。布施氏は、墓地反対派が請求した町議会解散に対し議長の立場から「反対する会」会長を務めた。墓地問題は学会による白紙撤回で、町長選の争点ではなくなったが、その対立構図を引きずった戦い。21世紀を目前にして新しい町づくりをどう進めていくかを住民に問う形となった。
墓地問題で長く町内にあった政治地図が塗り替えられ、各方面でねじれを生じたことから、7月10日に相次いで出馬表明をした両候補とも新しい陣営組織の組み立てに奔走。混とんとした情勢の中で選挙戦本番を迎えた。
町選挙管理委員会がまとめた7月31日現在の有権者数は6,144人(男3,004人、女3,140人)。
(2000/ 8/ 1)
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