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柏商OB「十八会」が戦時下の旧交温める
柏商の昭和18年の入学者でつくる「十八会」(品田芳嗣会長)の古希記念大会が6日、市内鯨波のメトロポリタン松島で開かれ、県内外からの53人が互いの健康と再会を喜んだ。
当時の入学者は3学級約150人。卒業後は近在の仲間で旧交を温め、還暦の会の翌年の平成3年、「実年齢より10歳若く」との願いを込めて十八会(とうわかい)と命名。小旅行、総会などを続けてきた。
在学中の昭和19年、柏商は戦時非常措置で募集を停止。生徒は同じ校舎で柏崎工業学校に移管され、学徒動員、少年兵などで同級生は離れ離れになった。戦後まもなく商業課程を復活し、柏崎商業学校に再転換。23年に新制高校として出発した。動員・兵役先から学校に戻らなかった仲間もおり、卒業は旧制商業学校、工業学校、新制高校と別々だった。
会は、柏商吹奏楽部員約20人の演奏で始まった。亡くなった50数人の同級生に黙とうを捧げたあと、品田会長が「五十数年前の少年時代に帰って語り合おう」とあいさつ。実行委員長の黒金恭平さんは時代に翻ろうされた青春期を振り返った。恩師の武田英三さん(84)は「1日でも長く元気で、青春を忘れずに」と述べた。丸テーブルの上には「旧鍛(旧鍛錬棟)」「簿記室」など当時の施設名が名札で掲げられ、懐かしい思い出を誘っていた。
(2000/ 9/ 7)
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