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MOX燃料輸送へ緊迫 東電が情報公表で方針

 東京電力柏崎刈羽原発3号機のプルサーマルで使うMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料のフランスからの海上輸送に向けて、同社は11日、情報公表についての方針を明らかにした。燃料輸送は、来週にも出港の可能性があると国際環境保護団体グリーンピースが予想しており、これを追いかけるように東電が情報公表方針を示したことで、にわかに緊迫感が高まってきた。

 東電の方針では、一昨年行われた同社福島第一原発用MOX燃料などの輸送時と同様に、原則として出発日の2日前に、出発日・輸送船名・積み出し港名などを公表し、輸送ルートと日本到着のおよその時期は、出発の1日後に公表する。「出発日」とは輸送船が英仏領海から離れて日本へ向けて航行を開始した日を指すとしている。輸送には2カ月くらいかかる見込み。

 輸送は武装した2隻の英国船籍の専用船が相互に護衛しながら行い、船には武装した英国原子力庁警察隊が乗り込む。海上輸送の責任は英核燃料会社(BNFL)にあり、護衛は公海上が英国政府、日本領海内は海上保安庁。

 3号機に装荷するMOX燃料は28体で、ベルギーのベルゴニュークリア社で製造・加工された。今年4月から7月の定期検査で装荷すると見られる。

(2001/ 1/12)

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