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ラピカ百条委調査終了 村とJV主張依然対立

 刈羽村議会は22日、村生涯学習センター「ラピカ」の建設工事問題を調べる17回目の百条委員会(小林信光委員長)を開き、元請け共同企業体(JV)の元現場作業所長に対する証人尋問を行った。委員会はこの日で証人尋問の調査を終え、JVに対する損害賠償請求訴訟、改善点などを村に求める最終報告書の取りまとめに入る。

 この日は村とJVとの間で証言が対立している書面の受領について、村担当者が文書で「契約後7日以内にJVが村に提出する請負工事代金内訳書を元所長から受けたことはない。村監督職員の通知書は元所長に直接手渡した」と証言した。これに対し、元所長は平成9年9月末ごろ、内訳書を茶封筒に入れて役場に出向いたが、担当者に「今回は必要ない」と言われ、持ち帰ったと証言した。村監督職員の通知書は「間違いなく受けていない」とし、双方の主張は食い違ったままだった。

 ラピカでは村の知らない設計変更が約200カ所、その後も100カ所以上の相違が報告されている。元所長は工事変更はすべて村の代理人である監理者と打ち合わせたと強調し、「問題の畳は、納入時に裏まで返して見なかったのは私の管理ミス。しかし、図面から読み取った限りでは1枚1万何千円くらいしか想定していなかった」と述べた。

 次回は2月5日、最終報告書の骨子をつくる作業を行い、内容の方向を決める。報告書は村議会3月定例会に提出する。

(2001/ 1/23)

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