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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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県の市町村合併要綱案 懇談会で多くの意見

 県が策定中の市町村合併促進要綱について有識者の意見を聞く第3回市町村合併懇談会が31日、県庁で開かれ、合併の基本パターンを含む要綱案が初めて公式の場で示された。現在111ある市町村を21にするパターン案に対し、委員側は基本的にこれを了解したが、多くの意見も出たことから、県では一部意見を取り入れて若干の修正を行い、2月中旬にも正式な要綱として公表したいとした。

 要綱は、市町村を取り巻く環境の変化、合併についての県の基本的な考え方、合併の効果と住民不安への対応、市町村の合併パターン、市町村や住民に期待される役割と国県の支援――の6章で構成。合併のパターンは、住民の通勤・通学、買い物、通院状況、地域の歴史的経緯、行政上の共同処理実績、市町村長の意見などを参考にして作成したと説明した。

 委員からは「佐渡や岩船など人口減が最初から想定される圏域は、さらに範囲を広げた合併を示しては」「住民に夢や希望を与える組み合わせや内容が大切」「合併をしない場合のシミュレーションも議論の場では必要」「商工団体や農協、市民団体が触媒となっての合併を考える会も県で支援してほしい」などの意見が出た。また複数の委員から、「合併による財政効果の表記を分かりやすく」という意見があったことから、県でここの記述を修正することにした。

(2001/ 2/ 1)

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