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1月は12年ぶりの大雪

 柏崎市と高柳町がまとめた10カ所の観測地点の今年1月の合計降雪量は、市街地の柏崎土木事務所で216センチ、旧鵜川小で432センチなど近年5年間の平均をいずれも上回った。特に市街地や五中の降雪量は昭和61年の豪雪にも匹敵する数値となった。

 昨年1月の柏崎地方は20日ごろまで全く雪が降らず、月末の降雪で市街地など平野部はほぼ平年並みの雪になったが、山間部はおおむね半分の量にとどまった。今年は、暮れからの寒波による降雪と強風で年が明け、特に13日から、平野部では15日まで、山間部では19日までのほぼ1週間にわたって雪が降り続いた。これにより積雪も多くなり、市内では柏崎土木事務所が64センチ(15日)、柏農67センチ(同)、北条北小100センチ(18日)、五中13八センチ(19日)、旧鵜川小215センチ(17日と19日)を記録した。また高柳町岡野町は222センチ、門出260センチ、黒姫山の中腹にある磯之辺は330センチ(いずれも17日)となった。

 県が平成11年に発行した「新潟県降積雪及び気象観測30年報」によると、気象庁の指定観測点となっている柏農は3年連続豪雪といわれた昭和61年1月に217センチの降雪を記録している。今年はこの数値に至らなかったものの、同じ市街地の柏崎土木事務所でほぼ同じ216センチを観測。また県指定観測地点となっている五中も61年に匹敵する降雪量で、海岸平野部から中山間地の広い地域で15年ぶりの大雪となった。市内鵜川、高柳町岡野町も最近5年間では今年の降雪量が最多だ。

 一方、同町門出や磯之辺、石黒、板畑など、柏崎市街地からは黒姫山をはさんで反対側の地域は平成10年に大雪となっており、今年はこれに次ぐ降雪だった。

 市内東港町にある市の雪捨て場には1月、2,223台のダンプカーが昨年同月の6倍以上に及ぶ11,957立方メートルの雪を搬入。この量は市役所庁舎のほぼ半分に匹敵する。

(2001/ 2/ 7)

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