海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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かしわざき女性プラン推進市民会議(添田敦子会長)が17日、ソフィアセンターでパワーアップ講座の第1回目を開いた。女のスペース・にいがた代表の西沢真知さんが「女性の人権」をテーマにした講話を行い、会場に集まった人たちが熱心に聴き入った。
西沢さんは1994年に同スペースが開設されて以来、専任スタッフとして女性のための相談・支援活動を続けている。また、旧ユーゴ平和・人権にいがたネット代表、市女性センター企画委員などを務め、これまで20年間にわたって女性問題に取り組んできた。
講座では西沢さんが社会システム、家庭、学校などの問題を女性の視点からとらえ、「理不尽で男性中心に回っていることが多い」と指摘。同スペース設立のきっかけになった「新潟のA子ちゃん事件」にふれ、「女性に対する性暴力が隠されていた。この事件で女性が生きにくいということに気づかされた」と語った。
西沢さんは「家父長制度、良妻賢母を払しょくしないと、女性の人権は確立しない」「女性問題の解決には、自分の中で、『おかしい』と気づく感覚をどう育てるかにかかっている」と提言した。会場から女性のシェルター、各種制度に対する権利の行使などをめぐって、積極的な質問が出た。
次回は24日午後1時半から産文会館。講師は西沢さんで、テーマは「女性と暴力」。4時半からワインパーティー。参加費は3,000円。問い合わせは市女性政策室へ。
(2001/ 2/20)
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