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アンデルセン生誕200年で童話・絵本原画展

 デンマークが生んだ世界的な詩人で童話作家・ハンス・クリスチャン・アンデルセンが生まれて2005年4月で200年。市立博物館では19日から、生誕記念事業の第1弾である「夢の世界のおくりもの―アンデルセン童話・絵本原画展」を開く。児童文学者・松居直氏の監修によるもので、全国では6カ所だけ。後援はデンマーク大使館、日本国際児童図書評議会など。柏崎絵本の会、オーデンセ市立アンデルセン博物館などが協力する。これまでに出版されたアンデルセンの童話や絵本を中心に、国内・外の画家による選(え)りすぐりの原画が一堂に集まる。初日には記念の講演会も行われる。

 アンデルセン(一805―一875)は祖国デンマークはもちろん、世界中の多くの人たちから愛された作家として知られる。「おやゆび姫」「はだかの王様」「みにくいあひるの子」など作品は数え切れず、時に悲しく、時に愉快に、時間や場所を超えて子供から大人までを楽しませてきた。

 同展では、初版の挿絵画家だったヴィルヘルム・ペデルセンをはじめ、国際アンデルセン賞受賞画家のリスベート・ツヴェルガー、イブ・スパング・オルセン、スヴェン・オットー、また永田萌、黒井健ら国内外7カ国の画家14人による原画合わせて約250点を紹介する。

 併せて、アンデルセン博物館所蔵の直筆原稿、原書の挿絵や版木など、日本では初公開の貴重な資料が出品される。市立博物館では「世界的にもレベルの高い絵本作家の作品が一堂にそろうのは、柏崎のような地方都市ではまれ。ぜひたくさんの人から見てもらいたい」と話している。

 会期は6月24日までで、開館時間は午前9時から午後5時半(入館は午後5時)まで。休館日は毎週月曜日。展示品が多いため、期間中の6月4日に一部入れ替えを行い、翌5日から後期展示に移る。観覧料は一般が500円、小・中学生は200円、幼児は無料。20人以上は団体割引。公式図録、関連グッズなども取り扱う。

(2001/ 5/14)

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