園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
>>過去記事一覧
市内芋川の約20万平方メートルの広大な土地に、高齢者向けの新しい村(シルバータウン)づくりが進んでいる。入村希望者には土地を無償貸与するのが最大の特徴で、昨年モデルハウス兼管理棟がオープンしたのに続いて、今春から一戸建て住宅2棟の建築が始まり、4世帯の共同住宅(グループホーム)建設も近く着工する予定だ。
計画の主宰者は、柏崎中央病院や特養などを経営する医師・金沢光男さん(76)。この村づくりは、老後を医療・介護施設のバックアップのもと、豊かな自然の中で楽しく過ごせる住民100人程度のユートピア(理想郷)建設を目指すもので、名称は、自らの研究対象にもしている13世紀の数学者の名前から「フィボナッチの森」とした。金沢さんの自宅も同地に建設中で、7月に完成する。集会場やゲストハウスとして他の入居者にも開放し、村の中心的施設にするという。
6年前から計画に着手し、山林や田畑など土地の取得に続き、道路、水道、電線の地下埋設などの整備を行い、入村者を募ってきた。敷地内は平たんな宅地や広場、畑予定地のほか、背後に広大な雑木林があり、遊歩道、池、炭焼き小屋などを配して自然公園としての整備も進んでいる。
入村を見込んでいるのは定年退職した人や定年が近い人、一人暮らしの高齢者、芸術や園芸など趣味の暮らしがしたい人などで、金沢医師は「なごやかな村をつくっていきたい」と夢を膨らませている。詳しい案内は電話24-7014、またはホームページ(http://www.page.sannet.ne.jp/m-hiroshi/fibonacci)で。
(2001/ 5/22)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。